黒歴史の話

黒歴史っていうとぼくにもね、いろいろと、心の奥底に深〜く刻まれたふか〜い傷跡が残ってるわけなんだけど、中でもいちばん心にウ”ッーーーってくるのが、当時好きだった女の子の話。

背が高くてくっきりした顔立ちの女の子だった。小学校からの付き合いで、たま〜に公園とかで会うとオッスっつって、一緒においでよ!どうぶつの森したりした。

その時点では、自分の中で「かわいい」カテゴリに入る女の子だな〜とは思ってはいたんだけど(今見るとそんなでもない)、他に好きな子がいたんで、あんまり意識することはなかった。精通してないし。

で、中学二年生の頃になるんだけど、

ある日その子が急に、どういうわけか、すげえアプローチかけてくるようになった。
廊下で会うと「結婚しよ〜〜」って言ってくるし、放課後の帰り道とか家の前までついてくるし、抱きつかれて背中にチュってされたりした。
その子もその子でこの辺りの記憶は黒歴史になってるのかもしれない。

当然、ぼくだってかな〜〜〜〜〜〜〜り「嫌じゃない」わけで。恥ずかしがって、やめろよ〜って抵抗しながらも、かな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜り満更じゃなかったし、むしろ好きになってたね、完全に。つーか好きになっちゃうでしょうよ女の子にそんなんされたら。

ただね、抵抗しすぎたよね。あまりにもシャイボーイすぎた。

2ヶ月くらいやめろよ〜ってやってたら、前ほどガンガンこなくなったよね。
とはいえ、会ったら会ったでわちゃわちゃしてくれるんで、かな〜〜〜〜〜〜〜り満更じゃない僕としては、今度は逆に、どうにか気を引こうといろいろ考えるわけ。

田舎の冬でクッソ寒いのに、その子の部活が終わる時間の直前まで残って、通学路で”偶然”会うために秒速0.3メートルくらいの速度でゆっく〜〜〜り下校してた。部活終わる時間把握するために職員室の時間表見にいったり、あの頃のぼくは完全にストーカーだった。
直接話しかけりゃあいいんだけど、勇気がなかったよね。やめろよ〜ってスタンスとってたし。

当時のぼくの感覚でいうと、恋愛だの彼女つくるだのっていうのは、自分にとって「まだ早い」行為だった。精通はしてたけど。
周りの男友達は全員オタクだったし、まともな運動部系のやつらとほぼつるんでなかったゆえの感性だと思う。
入ってた卓球部は休み時間にデュエルマスターズやるような部だし。

まあそういうのがあったんで、しばらくはそういう風に過ごしてたんだけど、

2月某日、バレンタインデー。
ワクワクしながら登校して、校舎で会うと「今日の夕方チョコやるから家にいろよ!」って言われて、「イラネーヨバーカ」だの返しながらもワクワクしながら帰宅。
で19時ごろ、つるんでる女の子と一緒に来てくれて、手作りのチョコをプレゼントしてくれた。溶かしたチョコにイチゴ浸けて固めたやつ。
ニヤニヤしたカーチャンに「ホワイトデーにお返ししないとなあw」とか言われた。

その後は何日か「チョコ食べた?」「食ってねー!毒入りだろ!」「入れてねーよ食えや!」みたいなやりとりしながら過ごして、特に何事もない毎日を過ごしてホワイトデーになった。

下校してすぐ、コンビニでそこそこなお値段のそれっぽいチョコ買って、その子の家まで行った。
行った・・・んだけど、どうしてもチャイムを鳴らす勇気がなくて、結局、
ポストの上にポンって置いて帰った。

置かれた方としちゃ、誰が置いてったかもわからないチョコなんて怖くて捨てちゃうよね、ふつう。
せめてメッセージ書いた紙とか添えるくらいしてもよかったと思うんだけど、当時のぼくにそういう思考はなかった。ウ”ッ…

そんでね、次の日、下校中。

例によって秒速0.3メートルで家路を急いでるとその子に遭遇。
で、「昨日うちの家のポストに置いて会ったチョコって■■の?」って聞かれたんだけど、
聞かれたんだけど、

聞かれたんだけど、

絶賛中二病だったぼく、ヘタレながらもまあ、カッコつけたかったんだろうね。

ポストの上に置いてったってことで、風で落ちたりしてないか心配だったってのもあるんだけど、なんかね、なんでかね、

「ポストの上のバクダン、落ちてなかった?」って返した。ウ””ッッーーーー

 

中学二年生、絶賛中二病だった頃。当時ぼくは周りのオタクみたいにけいおん!だのハルヒになびかねえぞって、ずっとボトムズとかザブングルみたいな80年のロボットアニメを推してた。ボトムズとかザブングル観てる中学生がカッコいいと思っていたんだろう。

中学二年生、絶賛中二病だった頃、ホワイトデーのお返しのチョコを渡す勇気がなくて女の子の家のポストに置いて帰った挙句、それについて聞かれた時、「ポストの上のバクダン、落ちてなかった?」って返した。チョコを爆弾って言い換えるのがカッコいいと思っていたんだろう。

 

その子はそのあと何も言わずにスーって帰って行ったし、ぼくはその後すぐにその言の恥ずかしさに気づいてすげーーーーーーーーーーーー後悔した。

バクダン、爆弾て。爆弾なあ、いいよな、爆発するしね。お前が爆発して死ね。ウ”ッー

その記憶を今でもことあるごとに思い出して、毎回ウ”””ッーーーーーーッッッて言ってる。

それ以外にも、その子とのメールのやりとりで、縦文字で恥ずかし〜〜いメッセージを込めたり、その後その子と付き合いだした陸上部の男子に「しっかり支えてやれよ」的なニュアンスを込めた謎メールを送ったりもした。ウ”ッッッーーー

ただ、今でこそ全くと言っていいほど繋がりないものの、そんなことがあった後でもその子とはいちおう仲良くはしてて、カラオケに誘えばついてきてくれたし、一緒に本屋いったりもしたし、立ち寄ったコンビニでわさビーフ買ってくれたりもした。いい子だと思う。ぼくはカスなので帰って一人で食べた。

 

ここ5年ほど、人と全く関わっていない生活が続いている。
当時の仲が良かったグループで何回か集まったりはしているが、LINEやSNSでもあまり話すことはなくなっている。

ぼくの人間関係は中学の時点で止まっている。
毎日毎日、1日が過ぎ去るのをただ待つような生活を5年続けている。

とにかく過去の失敗ばかり思い出してしまう。

もちろんその女の子のことだってそうだし、
何年も昔の、ちょっとした失敗でもボディーブローのように効いてくる。

朝起きて、眼鏡についた埃を払っている時、布団に寝転がってSNSの更新バーをひっぱった時、コンビニに行くためにズボンを履いている時、ふとした瞬間に、毎日、何回も思い出す。

「あの時こうしていれば」ばかり考えてしまう。「自分がどうあるのが正しいか」ばかり考えてしまう。終わった出来事に囚われて、失敗に萎縮して、次の一歩が踏み出せなくなる。

この前、トーチャンの知り合いのおっさんに、「もっと力抜いてテキトーに生きたほうがいい」と言われた。

おっさんはラジオのジングルやCMの楽曲制作を行なっている会社の社長で、大学時代に音楽の道に進むことを決め、そのまま中退して会社を立ち上げたらしい。トーチャンも同じタイプの人間だ。そういう側の人間。
時代のせいでもあるのかもしれないが、しっかり自分の進む道を決められる人は強いな〜って思った。

まず、やりたいことがないもんな。目指すもクソもあるか。
強いていうなら毎日ネトゲに浸ってカップラーメン食べて朝の9時とかに寝る生活がやりたい。やってる。なんだ、叶ってるじゃん、夢。

高校デビュー失敗したのが痛かったよな〜〜〜

 

ちなみに、ボトムズとかザブングルは今でも好き。作品としても好きだし、他の人と違うものが好きな自分が今でもすき。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

© 2017 しーちゃんの日記 | ScrollMe by AccessPress Themes